住宅ローンを組むときに、固定金利と変動金利とどちらにするか迷われる方は多いと思います。
このまま金利が上昇しないのであれば変動金利一択ですが、今の変動金利はこれ以上下がりようがないくらいの域に達しているので、これからは上がるだけの可能性が高いように思われます。
かといって、今の超低金利の変動金利に比べて固定金利は割高に感じられますし、変動金利が固定金利を逆転する日があるとしても、それは結構先ではないかと思われます。
いずれにせよ、変動金利と固定金利のどちらを選ぶのが正解だったかは、すべての借入額を払い終わった時にしか判断できませんので、ほとんどの方にとっては三十数年後になるまで答え合わせができません。
ここで参考までに、直近のデータを簡単にまとめてみました。
これは、2021年10月に行われた住宅金融支援機構(フラット35でおなじみの)による調査を参考にしています。
2021年10月の調査によると、住宅ローン利用者が利用した金利タイプは次のとおりでした。
変動型67.4% 固定期間選択型21.7% 全期間固定型10.9%
この数字を見る限り、変動型が圧勝ですが、多数派が必ずしも正しいとはかぎらないので難しいところです。
参考にさせていただいた住宅金融支援機構のサイトには、詳細な調査結果が乗っていますので、興味のある方はこちらからご確認ください。